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みどころ月暦(つきごよみ)11月のポイント

11月のポイント

冬の眠りにつく前に、ひと目会いたい上高地。

■光り輝く田代池の霧氷

冬の眠りにつく前の、わずかな時を残す11月の上高地。この季節は例年、穂高連峰の稜線は白銀をまとい、落葉は朝霜(あさじも)を抱き、晩秋というより初冬の風景を私たちに見せてくれます。
寒い季節の上高地おすすめの風景はやはり「霧氷(むひょう)」でしょうか。梓川や大正池田代池など水の多い上高地ならではの風景。霧氷とは外気温が氷点下10℃以下になる寒い早朝、凍った空気中の水分が木の枝にまとわりついたもので、氷の粒を枝につけた木々に昇る朝日が当たり、きらめいているようすは実に見事。
とくに田代池の霧氷は有名です。六百山と霞沢岳を背後に構えて湧き出る田代池の水は、四季を通じてほぼ一定の水 温のために外気に比べると温かく、水蒸気が立ち昇りやるいため美しい霧氷ができやすいのです。このあたりでは霧氷を「木霜(きじも)」とも呼び、なるほど木に付いた霜だなあと思う方言のひとつです。この季節、早朝の上高地は厳寒の一言。田代池まで散策の折には、真冬並みの装いでお出かけください。

霧氷に染まる田代池

霧氷に染まる田代池

■毎年11月15日は閉山祭

上高地がシーズンの終わりを告げる前日、11月15日。上高地閉山祭では例年、今シーズンの無事に感謝を告げ、梓川にお神酒を捧げる神事が河童橋にて行われます。一般の皆様へは振る舞い酒でおもてなし。しっとり、しめやかに執り行われる閉山の儀です。
実はこの時期の上高地を好んで来られる方がいらっしゃいます。前月の下旬まで穂高連峰を白く染めては消え、消えては降り積もっていた新雪も、11月に入ると根雪となり早々と初冬の気配がみなぎります。日中の平均気温は10℃以下、朝夕は氷点下となる肌寒い日が続く11月は、静かに大自然と向き合える数少ないひととき。河童橋に立つひともまばら、大正池田代池明神一帯まで足を伸ばすひとも少なくなります。徳沢では11月8日前後に、横尾では11月初旬に施設の冬囲い。喧騒の観光シーズンから逃れた上高地をご覧いただける、今年最後の当月です。
11月初旬は、カラマツも黄葉をところどころに残しています。雪模様の朝、運がよければ穂高連峰の白い冠雪、カラマツの黄葉、常緑の木々の「三段黄葉」が見られるかもしれません。駆け足さながらに過ぎていく、上高地の11月晩秋をどうぞ心静かにお楽しみください。

上高地閉山祭

上高地閉山祭

冠雪抱く峰とカラマツ黄葉

冠雪抱く峰とカラマツ黄葉

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