自然の宝庫・上高地にはさまざまな野鳥が息づいています。春先には上高地に棲息するゴジュウカラやアカゲラなどがさえずり始め、ウグイスやキセキレイなどがやってきます。そしてキビタキやオオルリ・コマドリなどの夏鳥も加わります。秋にはショウビタキやツグミなどの冬鳥が見られるようになります。
梓川や大正池・田代池・明神池などの水辺では、オシドリやマガモなど比較的近くで観察することができます。
林の中に棲息する野鳥は小さくてなかなか見つけにくいですが、鳴き声で野鳥の存在を知ることができます。専門家であれば、鳴き声からある程度鳥の種類を判断できると思いますが、一般にはそれは至難の業です。
とりあえず、鳴き声のする方向を探してみましょう。春から夏にかけては野鳥の繁殖シーズンですので、木のてっぺんや低い枝の上などで鳴いていることも多いです。秋はエサとなる木の実が実る時期。食べ物の豊富な場所は野鳥も集まってくるので、見つけやすいと思います。
バードウォッチングには双眼鏡をもって出かけましょう。ポケットサイズの野鳥図鑑を携帯すれば、なお便利です。見つけた野鳥をすぐに確認することができます。自分なりの観察メモを書き留めたり、静かな林の中で鳥のさえずりをスマホなどに録音したりするのも楽しいですよ。
カメラは適した望遠レンズでないと思うように撮影できませんが、なかなか鳥の動きも早いので、図鑑に載っているような写真を撮影するのは結構難しいかもしれませんね…。
4月下旬~11月15日
(*期間中無休・冬期閉館)
8:00~17:00
8:00~18:00(7月下旬から8月下旬)
無料