Campsites

キャンプ場

上高地を楽しむ

Enjoy & Explore

上高地でキャンプ!

Let’s enjoy Kamikochi Camp!

上高地でキャンプ!のイメージ

ニューノーマル時代に注目されてるアウトドアアクティビティ。
楽しむ、癒す、学ぶ…今ドキのキャンプStyle!

働き方改革や新型コロナ感染対策といったニューノーマルな時代において、山岳リゾート地は単なる遊びや癒しの場だけでなく、テレワークを活用し静かでリラックスできる環境のなかで働きながら休暇を取る「ワーケーション」という新たな役割を担いつつあります。
そんな中ここ最近は1990年代以来のキャンプブームだと言われています。2018年にアニメ化された漫画「ゆるキャン△」やキャンプ芸人の影響なのでしょうか、幅広い世代が多様化したキャンプを楽しんでいて、その様子はインスタやYouTubeなどのSNSでも発信されるようになりました。
そうしたレジャーとしてのキャンプを楽しむ一方で、日常とは違う環境での工夫や体験は万が一の被災時にも役立つかもしれません。
更にコロナ禍においては〝密にならず換気も良い〟〝適度な距離を取りながら仲間との心の距離が縮められる〟そんなアウトドアアクティビティとしてキャンプが注目されています。
国内有数の山岳リゾート・上高地にも、第一次ブームのはるか前から特色ある3つのキャンプ場があり、毎シーズン多くのキャンパーが訪れています。根強い人気でリピーターも多い「上高地キャンプ」の最新トレンドをご紹介しましょう!

さぁ、日本屈指の山岳景勝地
「上高地キャンプ」を満喫しよう!

小鳥たちはさえずり、朝の光を浴びた3,000m級の峰々が眼前に迫り来る
爽やかな風に樹々の葉は囁き、雪解け水を運ぶ梓川が心地よい悠久の調べを奏でる
夕日に輝く稜線はやがて夜空に溶け込み、静寂と漆黒が辺りを包む頃
無数の小さな光が仄かに瞬きはじめる

そんな情景ひとつひとつがプレミアム
「上高地キャンプ」の本質がここにあります

上高地は野生動物が生息しています。
一人ひとりがルールを守り自然と共存できる上高地にご協力ください。

上高地には植物のほか鳥や魚、カエル・ヘビなどの両生類・爬虫類、蝶、昆虫など多様な野生生物が生息しています。
哺乳類では、ニホンザル・ニホンカモシカ・オコジョ・ヤマネ・キツネ・タヌキなども生息しています。また、ツキノワグマの生息地でもあるため特に注意が必要です。
「上高地地域のツキノワグマ対策実践マニュアル」が策定されていますので、熟読して被害や事故防止に努めましょう。

環境省では、地域の産業や生活と共存を図りながら、上高地の美しい景観や自然環境の保護管理・整備、多様な生態系の保全・再生に取り組んでいます。自然保護官(レンジャー)のもとで、国立公園内のパトロール・調査・利用者指導・自然解説などの業務を担う自然保護官補佐(アクティブ・レンジャー)が日々活動しています。

小梨平キャンプ場

上高地のランドマーク「河童橋」に程近い小梨平キャンプ場は、ファミリーや山仲間あるいはお一人様など、またビギナーからエキスパートまで幅広い世代のキャンパーに利用されています。上高地バスターミナルから徒歩約10分と至近距離にあるので、キャンプ道具を運ぶにも苦にならないのがいいところ。更に、キャンプに必要なものは一通りレンタルできるし食材も売店で調達できるので、荷物運搬が煩わしいという方にも便利で気軽なキャンプ場です!
予約不要のフリーサイト(ただし8月・9月の繁忙期は予約制となります)。
外来入浴施設もあります(営業日時 要確認 *2021年シーズンは当面の間、日曜日のみ入浴可能)。

安全にキャンプするために

今シーズンは昨年の被害を教訓に、安心してキャンプを楽しめるよう「ツキノワグマ対策実践マニュアル」に基づいた安全対策がとられています。
そのひとつとして、食品保管用コンテナが場内2ヶ所に設置されました。
野生動物は食品の匂いに敏感なので、食材は必ずコンテナに入れて保管しておきましょう。余った食品や食べ残しも適切に処理してテント内には置かず、食器類もきれいに洗浄して匂いを残さないよう注意しましょう。
もうひとつは、見通しの確保です。クマが潜みやすい笹藪が刈り取られ、キャンプ場全体が整然として広々した印象になりました。地面に近いロースタイルでくつろげば、視界が広がってより開放感ある景色が望めます。

徳沢キャンプ場

上高地バスターミナルから約2時間、7kmの平坦な道のりはトレッキングコースとして丁度いい距離です。ここ奥上高地・徳沢キャンプ場は、奥穂高・涸沢・蝶ヶ岳方面のベースキャンプとして、あるいはファミリーや仲間同士でのキャンプ、最近ではオシャレに楽しむ女子キャンプも盛んになってきました。こちらもテント持込みなら予約不要のフリーサイトとなっています。
いにしえの牧場の名残、爽やかな風が通り抜ける草原に寝っ転がってゆっくりとした時間の流れに身を委ねてみましょう。きっと心身ともにリラックスできるはずです。春を告げるニリンソウの群生、夏の日差しを遮るハルニレやカツラの巨木、前穂を背にやがて紅や黄色に染まる樹々の葉…。なんともフォトジェニックなエリアです。

TOKUSAWA-BASE
より楽しく、快適、アクティブに! 初心者キャンパーをサポート

大好評の「ぶらキャン」は、ほぼ手ぶらで山岳キャンプが体験できる新時代のサービスです。機能性に優れた高品質の最新テントや快適ギアを存分に使えるほか、キャンプ飯も用意されています。これなら山岳テントデビューも簡単、初心者キャンパーでも安心して一歩前に踏み出せますね!
そしてキャンパー向け多目的利用施設「TOKUSAWA-BASE」! ぶらキャン参加者がラウンジとして利用できる施設です。言うなればここは、アウトドア遊びのプロ集団がアイデアを詰め込んだ森の中の秘密基地。穂高連峰を一望できる展望台やボルダリングの体験ウォール、キッチンスペースもあります。屋内だから雨の日も大丈夫、もちろんWi-Fi完備。
ぶらキャン参加者利用のない日は、一般の方も有料の自炊スペースとして利用可能。事前に予約すれば企業のワークショップや研修会、福利厚生などにも使用できます。
もう一つは「ぶらキャン・コンシェルジュ」。
経験豊富な登山家が、ぶらキャンをより深くアクティブに楽しむために、アウトドアレクリエーションのワークショップや山講座などを開催します(特定日限定)。

横尾野営場

徳沢から梓川上流に更に4kmほど進んだところ、梓川左岸・横尾大橋たもと付近の平坦な場所に横尾野営場があります。上高地バスターミナルからは約3時間の道のりですが、上高地区域内で槍・穂高に最も近いキャンプ場です。
横尾は槍ヶ岳・涸沢・蝶ヶ岳への分岐点となる登山ルートの要所。野営場と言うだけあってキャンプ目当ての利用というよりは、ここで前泊し体調を整えて目的の頂を目指すベースキャンプとしての利用が多い本格的山岳キャンプ場です。 それぞれの登山計画に合わせマイペースな時間で行動できるのもテント泊の利点。頑張った自分にご褒美のビール、目覚めのモーニングコーヒーもまた格別です。
新型コロナ感染対策により北アルプスの山小屋は現在完全予約制になっていますが、横尾野営場は予約不要のフリーサイトです。横尾山荘に隣接して給水施設や公衆トイレはありますが、自炊施設や外来入浴施設はありません。

ページの先頭へ