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上高地を楽しむ

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上高地を歩く

歩こう自然と。探そうそれぞれの上高地。

上高地を歩くのイメージ

上高地ウォーキングコース|所要時間と距離の目安

※所要時間はおよそ1時間で3.0kmを目安としています。
※所要時間には立ち止まっての自然観察や、休憩時間等は含まれていません。
※図はイメージで縮尺は実際とは異なります。

自然研究路|大正池〜河童橋、上高地バスターミナルを結ぶ、上高地おすすめの探求コース

全長約4km、片道約80分。河童橋から大正池までは往復3時間ほど、朝出発すればお昼前には戻ってくることができます。梓川の流れと焼岳を眺めながら進む「梓川コース」と、森林浴しながら木道を歩く「林間コース」の2コースがあり、春のおすすめは後者。木々の命がいっせいに躍動し始める、芽吹きの季節を楽しんでみてはいかがでしょうか。

河童橋をスタートしたら、まず梓川右岸を進みウェストンレリーフを見学。背後には霞沢岳と六百山の眺望が仰げ、絶景のポイントです。田代池より道の所々に立つ木製の解説板を読みつつ、林間コースへ。梓川コースとの分かれ道には、右手にニッコウキスゲ群生地が。苔むした大地に降り注ぐやわらかな陽射しが、贅沢な気分にさせてくれます。田代湿原はレンゲツツジとサギスゲなど、6月中旬~7月上旬まで色とりどりの花々で賑わいます。湿地帯を渡る桟橋を経て、マガモとイワナの待つ大正池を右に眺めたら、もうすぐ大正池バス停。河童橋まで戻るときは、梓川コースを辿ってみてはいかがでしょう。

大正池⇄上高地バスターミナル

  • ■ 大正池⇄梓川左岸/徒歩約25分(約1.2km)⇄田代池・田代湿原⇄徒歩約20分(約1.0km)⇄田代橋・穂高橋⇄梓川右岸コース/徒歩約10分(約0.5km)⇄ウェストン碑→徒歩約20分(約1.1km)⇄河童橋⇄徒歩約6分(約0.3km)⇄上高地バスターミナル
  • ■ 大正池⇄梓川左岸/徒歩約25分(約1.2km)⇄田代池・田代湿原⇄徒歩約20分(約1.0km)⇄田代橋・穂高橋⇄梓川左岸コース/徒歩約30分(約1.5km)⇄上高地バスターミナル
ウェストン園地から望む六百山と霞沢岳

河童橋⇄大正池(梓川右岸コース)徒歩約75分(約3.8km)

  • ●河童橋⇄徒歩約20分(約1.1km)⇄ウェストン碑
  • ●ウェストン碑⇄徒歩約10分(約0.5km)⇄田代橋・穂高橋
  • ●田代橋・穂高橋⇄徒歩約20分(約1.0km)⇄田代池[梓川コース/林間コース]
  • ●田代池⇄徒歩約25分(約1.2km)⇄大正池
田代池〜大正池

河童橋⇄大正池(梓川左岸コース)徒歩約80分(約4.0km)

  • ●河童橋⇄徒歩約6分(約0.3km)⇄上高地バスターミナル
  • ●上高地バスターミナル⇄徒歩約30分(約1.5km)⇄田代橋・穂高橋
  • ●田代橋・穂高橋⇄徒歩約20分(約1.0km)⇄田代池[梓川コース/林間コース]
  • ●田代池⇄徒歩約25分(約1.2km)⇄大正池
上高地バスターミナル〜田代橋・穂高橋(梓川左岸)の黄葉

河童橋・明神自然探勝道|上高地をひとり占めできそうな河童橋から明神までの道

河童橋から明神まで梓川右岸にのびる、片道1時間ほどの探勝路。自然研究路や、小梨平から上る左岸よりも訪れる人が比較的少なく、のんびり歩けます。河童橋から程なく残雪の前穂、岳沢の胸に迫る風景が満喫でき、出足から期待させてくれます。10分程歩いた岳沢湿原の木道には、サワラやアブラガヤの木々を背景にレンゲツツジの花が咲き乱れ、緑と朱色のコントラストに目を見張るほど。さらに歩みを進めると、原生林のすき間から六百山や穂高の峰々、化粧柳と梓川の美しい姿が望めます。カラマツやハルニレ、シウリザクラの赤い新芽の森を抜けると明神一帯。左に折れ、明神池や明神岳を仰ぎみて河童橋に戻るときは、ヤナギ類の花と新緑がまぶしい梓川左岸を歩いてみませんか。

河童橋⇄明神(梓川右岸コース)/徒歩約60分(約3.0km)

  • ●河童橋⇄徒歩約10分(約0.5km)⇄岳沢湿原
  • ●岳沢湿原⇄徒歩約40分(約2.0km)⇄明神池
  • ●明神池・明神橋⇄徒歩約10分(約0.5km)⇄明神

河童橋⇄明神(梓川左岸コース)/徒歩約50分(約2.5km)

  • ●河童橋⇄徒歩約10分(約0.5km)⇄小梨平
  • ●小梨平⇄徒歩約40分(約2.0km)⇄明神
梓川右岸

奥上高地自然探勝道|明神からさらに奥へ梓川を眺めながら徳沢まで散策

河童橋から徳沢まで、片道2時間あまり。平坦ながら長距離であるため、体力づくりはもちろん、雨具と歩きやすい靴を備えて行きましょう。晴天には鳥の歌声と梓の瀬音が心地よく響きます。ウグイスやコマドリ、コルリ、キビタキ等の野鳥に出会えるかもしれません。左に明神岳を眺めながら進み、右奥に前穂と北尾根が見えたら、もうすぐハルニレの点在する徳沢園。6月上旬には小梨とニリンソウの花が満開となり、広々とした草原にそよぐ姿を眺めれば、まるでおとぎの国に迷い込んだ気分。河童橋まで気を付けて帰りましょう。

明神⇄徳沢⇄横尾(梓川左岸コース)/徒歩約130分(約6.5km)

  • ●明神⇄徒歩約60分(約3.0km)⇄徳沢⇄小梨平
  • ●徳沢⇄徒歩約70分(約3.5km)⇄横尾⇄明神
明神〜徳沢(ニリンソウの群生)

上高地の風景をつくる梓川

北アルプス・槍ヶ岳から流れる槍沢を源流に、山々の湧き水を集めて流れる梓川。日本でも有数の渓谷美を上高地にもたらし、下流では松本に広がる沃野を満たして奈良井川と合流、犀川となります。
梓川には人々の営みに密着した様々な顔が息づいています。江戸から明治にかけて上高地を仕事場としていた杣人(きこり)は、切り出した木材の運搬路として利用していました。昭和になり建設された発電所は電力源として梓川の水を利用し、稲核・水殿・奈川渡の3ダムから放たれる安定した水量は、下流の水田を潤しています。
太古から変わらぬ風景を織りなす上高地の中で、今もゆったりと時を刻み続ける梓川。心地よいせせらぎ、そして冷涼な清流はすべての風景と調和しています。絶えることの無いその流れは、上高地の全てを潤す生命の源なのです。

ウォーキングコースのご案内
  • 1時間コース
    ●バスターミナル→河童橋→梓川右岸→ウエストン碑→田代橋→梓川左岸→バスターミナル
  • 2時間コース
    ●バスターミナル→河童橋→梓川左岸→明神池→梓川右岸→河童橋→バスターミナル
  • 3時間コース
    ●バスターミナル→河童橋→明神分岐→明神池→河童橋→ウエストンレリーフ→田代橋・穂高橋→中の瀬園地→バスターミナル
  • 4時間コース
    ●バスターミナル→河童橋→ビジターセンター→明神橋→明神池→河童橋→ウエストン碑→田代橋→自然研究路→大正池往復→バスターミナル
  • 5時間コース
    ●バスターミナル→河童橋→明神→徳沢→新村橋→徳沢→明神橋→明神池→河童橋→ウエストン碑→田代橋→バスターミナル


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