Kamikochi STAY

上高地に泊まる

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嘉門次小屋

W.ウェストンの山案内人…上條嘉門次

ガイドウォークの先駆者

上條嘉門次。上高地を語るうえで、あまりにも有名な人物である。
日本近代登山の父、ウォルター・ウェストンの山案内人として知られている。

江戸時代、梓川流域の村人たちは松本藩の御用林伐採のため上高地に入り、梓川の水を利用して木材を松本まで搬出する仕事をしていた。明治になると、国有林の伐採が禁止となったが、役人の見回りや測量の際、上高地に住んでいて地形を熟知していた嘉門次が案内役を担っていたという。
明治中期になって、政府が招いた外国人がスポーツとしての登山をするために上高地に来るようになった。明治26年(1893)イギリス人宣教師ウォルター・ウェストンの登山案内をつとめ、3年後に出版された「日本アルプスの登山と探検」のなかで、抜群の案内人として紹介されると一躍有名となり、その後外国人登山者やその他の入山者から、案内役に指名されていた。

嘉門次小屋のイメージ

一方、W.ウェストンは日本アルプス・上高地を世界に広く紹介し登山の楽しみを伝えた功績を称えられ、氏を偲ぶ「上高地ウェストン祭」が、徳本峠越えの記念山行とともに毎年6月の第1土・日曜日に開催されている。
より楽しく、より深く上高地を知り、体験してもらうために、さまざまなコースのガイドウォークやガイドツアーが昨今、開催されているが、嘉門次はまさにその先駆者。現代に例えると超売れっ子ガイドだったのではないだろうか。

自然と人が集まる 囲炉裏の間

嘉門次小屋は、明治13(1880)年、嘉門次が35歳の時に明神池のほとりに小屋を建てたのが始まり。自然のなかに溶け込み、風情のある趣で明神池・穂高神社奥宮の参道わきに佇んでいる。

「この伝統と歴史を、どういった形で続けていくのか、考えながらやっていきたい」と話すのが、両親から小屋を引き継いだ5代目・上條瑞穂さん。結婚を機に小屋を離れていたが、息子2人の子育てがひと段落したこともあり、18年ぶりに戻ってきた。パチパチと薪火のはぜる音が心地よく響く囲炉裏の間。もとは漁小屋だったというこの場所は、昼は食事を楽しむ人たち、夜は宿泊者と、自然と人が集まる。

囲炉裏で焼いた絶品イワナ

薪の火でじっくり焼いたイワナの塩焼きは、遠赤外線効果で中までしっかり火が通り、香ばしい香りで頭から尻尾まで余すところなく食べられる。
 「古くから山に行った帰りに、ここに寄ってイワナを味わうことを楽しみにしていらしゃるお客さんがたくさんいる。囲炉裏の火をゆっくり眺めて、おいしいイワナを心ゆくまで楽しんでほしい」と上條さん。嘉門次が生き生きと上高地を駆け回っていた頃に思いを馳せ、悠久の時を感じながら食したい逸品である。

嘉門次小屋の施設情報

INFORMATION

宿 泊
1組1室 4組までの宿泊を承っております。
宿泊料金/10,000円〜(大人1名 1泊2食付き)
      9,000円(大人1名 素泊まり)
※詳しくはお問い合わせください。
食 事・喫茶
4月26日〜11月中旬
8:30~16:00
売店・お土産
4月26日〜11月中旬
8:30~16:00
外来入浴
不可
嘉門次小屋のイメージ画像
お問い合わせ
〒390-1516 長野県松本市安曇上高地
TEL 0263-95-2418 (※冬期 0263-87-5653)
FAX 0263-95-2418
ホームページ
https://kamonjigoya.jp/
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