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岳沢湿原

Dakesawa Wetland

Dakesawa Wetland

Japan Alps Kamikochi

原生林の中に広がる魅惑の湿原

針葉樹林の中に続く木道をゆっくりと進んでいく
静寂の先に現れる立ち枯れの木々、透明感あふれる清らかな湧水
そこは、岳沢より流れ来る筋と善六沢が合流するあたりに広がった
六百山の眺めがひときわ見事な岳沢湿原
上高地の自然が織りなす真の魅力に気づく場所

空の青さを映す透き通った水面

上高地バスターミナルから河童橋を渡り、木道が続く梓川右岸遊歩道を明神方面に15分ほど歩いていくと、岳沢湿原があります。岳沢より流れ来る筋と善六沢が合流するあたりに広がる小さな湿原です。サワラやチョウセンゴヨウなどの原生林に囲まれた どこまでも透き通った清らかな水。日が射すと水面がキラキラと輝き、空の青さが溶け込んでとてもきれいです。

六百山の絶景ポイント

湿原の上には展望ウッドデッキが設置されています。ここは絶好の撮影ポイント。正面に見える六百山(標高2,450m)と立ち枯れの木、澄んだ湧水が何とも趣のある風景を創り出しています。光が射し込む朝方は、特におすすめ。静寂の中に柔らかな光が織りなす景色は幻想的です。 岳沢湿原を過ぎれば明神池まで約2.5km。木道の先には奥穂高岳が見え隠れします。原生林の中に続く木道をゆっくりと歩き、変化に富んだ四季折々の景色を楽しみましょう。

こを好む人々は意外に多い

田代湿原よりはかなり狭い岳沢湿原ですが、ここは上高地の魅力がギュッと詰まっていて心落ち着くスポットです。木漏れ日の中どこからか聞こえてくる小鳥のさえずり、苔むした名もなき沢のせせらぎの音、マガモやイワナも優雅に泳いでいます。木道脇にはヤマドリゼンマイが密生し、初夏にはレンゲツツジやニッコウキスゲ、夏の盛りにヨツバヒヨドリ・ノアザミ・ミゾソバなど季節の花々が咲き誇ります。 穂高連峰を望む大正池や河童橋は上高地を代表するスポットで当然人気なのですが、ここ岳沢湿原のファンも実は意外に多いようです。

Access

岳沢湿原へのアクセス

上高地バスターミナルより梓川右岸
徒歩約20分
岳沢湿原
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