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明神池

スポット紹介[Myojin-Ike/Pond]

JAPAN ALPS KAMIKOCHI Official website

神々しいばかりの自然の造形美

くるりと囲んだ青い針葉樹
計算しつくされたように湖面に顔を覗かせる岩々
背景にそびえる明神岳が落とす夕刻の影…
それはまさに神域にふさわしい
自然がつくった造形美

水と岳、緑が織りなす神秘の池

明神池に行くには二つのルートがあります。一つは河童橋から梓川左岸を上流に向かい、小梨平やビジターセンターを過ぎて明神岳最南峰を望む明神で一息入れた後、明神橋を渡って明神池に行くルート。
もう一つは、河童橋から梓川の右岸沿いを上流方面へ徒歩1時間強のルート。岳沢湿原を通り過ぎ、梓川に架かる明神橋の手前、熊笹に覆われた遊歩道を左に折れると、明神池に到着します。
穂髙神社奥宮の境内にある明神池は、一之池と二之池の大小2つからなる池で、遊歩道脇には三之池もあります。梓川の古い流路の低地に明神岳からの湧水がたまってできた池で、常に伏流水が湧き出ているため、冬でも全面凍結しません。透明感あふれる水面には澄み渡った空が映り、静寂が広がります。カラマツの森に囲まれた池の頭上にそびえる明神岳最南峰、イチョウバイカモの水中を優雅に泳ぐイワナやマガモ、二之池に配された岩石群は自然による造形美そのものです。

穂髙神社は北アルプスの総鎮守

明神岳の岩壁直下でいっそう神秘的な静けさを漂わせる明神池は、穂髙神社の神域で古くは「鏡池」とも称され、早朝は晴れの日も雨の日も靄(もや)が出やすいところです。
明神池の畔に鎮まる穂髙神社奥宮の御祭神は「穂高見命(ほたかみのみこと)」で、北アルプスの総鎮守、海陸交通の守り神、結びの神として鎮座します。上高地明神付近は古くから、神合地、神垣内、神河内などとも呼ばれ、神々を祀るに最もふさわしい神聖な場所とされてきました。安曇族の神・穂高大明神が降臨されたとも言われる穂高岳。穂高連峰の最高点・奥穂高岳の頂上には嶺宮も造営されています。

明神池お船祭り

毎年10月8日、御船神事として穂髙神社奥宮例大祭が行われます。山の安全を神に感謝するお祭りで「明神池お船祭り」とも呼ばれています。
神官による祝詞、巫女による舞が奉納された後、平安装束に身を包んだ神官らが龍頭鷁首(りゅうとうげきしゅ)の2艘の御船で明神池を周遊します。雅楽の調べの中、荘厳で神秘的な明神池で繰り広げられる光景は、さながら平安絵巻のようです。
黄金色に色づく針葉樹林に囲まれた明神池、山肌のダケカンバ、カラマツの黄葉。上高地の秋がいよいよ本番を迎え、彩を増していきます。

※鷁(げき)とは鵜に似た白い大型の水鳥のこと。中国の想像上の水鳥で、風波を恐れず逞しく飛ぶところから水難除けとされる。
〇拝観料/大人300円・小学生100円(*例大祭式典中は無料)

上高地バスターミナルから
梓川右岸[徒歩約60分]
梓川左岸[徒歩約60分]

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